GLOSSARY

照明電球

(株)桜井屋灯具店では、下記事業を展開しています。
・オリジナルプロダクトの企画・設計・製作・販売
・特注照明の設計・製作
・他社既製品照明の卸販売・2次加工
・アンティーク照明の修理・復元
・輸入照明の日本仕様への組み替え及びPSE適合加工
・照明計画設計

・プロダクト一覧
https://sakuraiya-touguten.com/products
・特注照明について
https://sakuraiya-touguten.com/custom-made
・会社概要
https://sakuraiya-touguten.com/about
詳しくはお問い合わせフォームよりお問い合わせください。

CONTACT US

照明電球とは?

照明電球は、私たちの生活に欠かせない光源の一つです。家庭、オフィス、商業施設、工場など、あらゆる場所で使用され、空間を明るく照らす役割を果たします。電球にはさまざまな種類があり、それぞれ特性や用途が異なります。

照明電球の主な種類

照明電球にはいくつかの主要な種類があり、それぞれ異なる特性を持っています。

白熱電球

白熱電球は、電気エネルギーを熱エネルギーに変換し、フィラメントを加熱することで光を発する電球です。柔らかく温かみのある光を放ち、家庭用として長く親しまれてきました。しかし、発光効率が低く、多くのエネルギーが熱として失われるため、現在ではLED電球などの省エネタイプに置き換わりつつあります。

蛍光灯・コンパクト蛍光灯(CFL)

蛍光灯は、放電によって紫外線を発生させ、蛍光物質を発光させることで光を生み出します。一般的に白熱電球よりも寿命が長く、省エネ性能も高いのが特徴です。コンパクト蛍光灯(CFL)は、従来の白熱電球の形状に近づけた蛍光灯で、白熱電球の代替品として広く普及しました。

LED電球

LED(発光ダイオード)電球は、最もエネルギー効率が高く、寿命も長い電球です。白熱電球や蛍光灯に比べて電力消費が少なく、環境にやさしいのが特徴です。また、色温度や調光機能を調整できる製品も多く、用途に応じてさまざまな選択肢があります。

ハロゲン電球

ハロゲン電球は、白熱電球の一種で、内部にハロゲンガスを封入することでフィラメントの寿命を延ばし、明るくシャープな光を放つのが特徴です。スポットライトや自動車のヘッドライトなど、高輝度が求められる場面でよく使用されます。

照明電球の選び方

照明電球を選ぶ際には、以下のポイントを考慮することが重要です。

口金のサイズ

電球を交換する際は、ソケットの口金サイズが一致しているか確認する必要があります。日本ではE26、E17などが一般的です。

明るさ(ルーメン)

ルーメン(lm)は、電球の明るさを示す単位です。白熱電球のワット数で選んでいた人も、LED電球などではルーメンで適切な明るさを選びましょう。

色温度(ケルビン)

色温度は、光の色味を表す単位(K)で、電球選びの重要なポイントの一つです。

  • ・2700K~3000K:暖色系(電球色)でリラックスできる空間向き
  • ・4000K~5000K:中間色(昼白色)でオフィスや作業スペースに適している
  • ・6000K~6500K:青白い光(昼光色)で、明るくクリアな照明が必要な場所に最適

消費電力と寿命

LED電球は少ない電力で明るく、寿命も長いため、長期的なコスト削減につながります。消費電力(W)と寿命(時間)を比較して、最適な電球を選びましょう。

省エネに優れた電球の選択

エネルギー消費を抑えながら快適な照明環境を維持するために、省エネ性能の高い電球を選ぶことが重要です。特にLED電球は、以下のようなメリットがあります。

  • ・消費電力が少ない:白熱電球の約1/5の電力で同等の明るさを確保
  • ・長寿命:40,000時間以上の寿命を持つものもあり、交換頻度を減らせる
  • ・環境にやさしい:CO2排出量が少なく、地球環境に配慮

電球交換のタイミングとメンテナンス

電球の寿命は種類によって異なりますが、以下のような兆候が見られたら交換を検討しましょう。

  • ・点灯時にチラつく
  • ・明るさが低下してきた
  • ・電球の表面が変色している

また、定期的に電球のほこりを拭き取ることで、光の効率を維持し、より長く快適に使用できます。

まとめ

照明電球にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や用途が異なります。LED電球の普及により、省エネ性や長寿命が求められる現代では、適切な電球選びが重要です。電球の種類や特徴を理解し、最適なものを選ぶことで、快適な照明環境を実現しましょう。