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自転車用LEDライト

(株)桜井屋灯具店では、下記事業を展開しています。
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自転車用LEDライトとは?

近年、自転車通勤や週末のサイクリングを楽しむ人が増え、あわせて注目されているのが「自転車用LEDライト」です。暗くなってからの走行には欠かせないこのライトは、単なる「照明器具」ではなく、安全性と快適性を高めるための重要なアイテムです。

なぜ自転車にLEDライトが必要なのか?

法律で義務付けられている

まず知っておきたいのは、「自転車にライトを付けることは法律で義務化されている」という点です。日本の道路交通法では、夜間に無灯火で走行することは違反行為とされ、罰金が科される可能性もあります。前照灯(フロントライト)だけでなく、後方の被視認性を高めるためのリアライト(テールライト)も重要です。

安全性の確保

自転車用LEDライトの主な役割は2つあります。ひとつは「前方を照らすこと」、もうひとつは「他の車両や歩行者に自分の存在を知らせること」です。特に交差点や歩道のない道では、ライトがなければ非常に危険です。

LEDならではのメリット

LEDライトは従来のハロゲンランプや電球式に比べて「明るく、省エネで、長寿命」。振動にも強く、自転車の過酷な環境下でも安定して使用できるため、現在では自転車ライトの主流となっています。

自転車用LEDライトの種類と特徴

LEDライトにはいくつかの種類があります。それぞれの特徴と使いどころを見ていきましょう。

フロントライト(前照灯)

  • ・役割:前方を照らし、進行方向の安全を確保します。
  • ・設置位置:ハンドルバーやフォーク部分
  • ・光の種類:スポット光(遠くまで照らす)や広角光(広範囲を照らす)など

テールライト(リアライト)

  • ・役割:後続車に自分の存在を知らせます。
  • ・設置位置:シートポストやリアラックなど
  • ・点灯モード:点滅、常時点灯、パターン点灯などが選べます。

ホイールライト・フレームライト

  • ・役割:視認性を高める+デザイン性アップ
  • ・設置位置:ホイールのスポーク、フレームの側面など
  • ・特徴:カラフルな光で夜間の被視認性が大幅にアップします。

自転車用LEDライトの選び方:失敗しない5つのポイント

明るさ(ルーメン数)

ライト選びの最重要ポイントです。都市部の街灯が多いエリアなら100~300ルーメン程度で十分ですが、街灯の少ない郊外や山道を走るなら500ルーメン以上を選びましょう。

バッテリーの種類と持続時間

USB充電式が主流ですが、乾電池式のほうが長距離ツーリングには向いていることも。稼働時間もチェックしておきましょう。

防水性能

雨の日の走行にも備えて、防水・防塵機能はマスト。IPX4以上を目安に選ぶと安心です。

取り付けやすさ・取り外しやすさ

盗難防止や充電のしやすさの観点から、ワンタッチで脱着できるタイプが便利です。

重さとサイズ感

ロードバイクやミニベロでは「軽さ」が重要。軽量コンパクトで高性能なモデルを選ぶと快適です。

おすすめの自転車用LEDライト【2025年版】

キャットアイ(CATEYE)VOLT800 NEO

  • ・最大800ルーメンの高輝度
  • ・USB-C充電対応
  • ・最大点灯時間:約15時間(ローモード)
  • ・重量:161g
  • ・IPX7の高い防水性能
  • ・信頼の日本ブランド・キャットアイのフラッグシップモデル。街乗りにもロングライドにも対応。

BONTRAGER ION 200 RT / Flare RTセット

  • ・フロントとリアのセットモデル
  • ・コンパクトで超軽量(各40g前後)
  • ・ANT+対応でガーミン連携も可
  • ・デイライトモードで昼間も安心
  • ・スマート機能が充実しており、通勤ライダーに特におすすめです。

Gaciron V9C-400

  • ・最大400ルーメン
  • ・クイックリリース対応
  • ・バッテリーインジケーター付き
  • ・コスパ抜群
  • ・中国ブランドながら品質は高く、予算を抑えたい方に最適。

自転車ライトの取り付け・メンテナンス方法

取り付け方の基本

  • ・ハンドルやシートポストに固定するマウントを用意
  • ・ゴムバンド、クランプ、マグネットなど固定方法を選択
  • ・視界の邪魔にならない位置に調整
  • ・ライトの向きをやや下向きに設定(対向車のまぶしさを防ぐため)

メンテナンスのポイント

  • ・使用後は汚れを拭き取る(特に雨天後)
  • ・定期的なバッテリーチェック
  • ・長期間使わないときはフル充電→保管

自転車用LEDライトのQ&A

Q. 点滅と常時点灯、どちらが安全?
→昼間は点滅モードのほうが目立つため効果的。夜間は周囲の環境に応じて使い分けを。交通量が多い場所では常時点灯が推奨されます。

Q. 安いライトでも大丈夫?
→用途によりますが、耐久性や防水性に難があるケースも。通勤・通学など日常使いにはある程度の品質が必要です。

まとめ:自転車用LEDライトは“命を守る”アイテム

自転車用LEDライトは、単なるアクセサリーではなく「命を守るための必須装備」です。LEDの性能は年々向上しており、高輝度・軽量・防水・スマート連携など、選択肢も豊富になっています。

「どのライトが自分に合っているのか」「どれだけの明るさが必要なのか」をしっかりと見極め、快適で安全な自転車ライフを手に入れましょう。