GLOSSARY

DIYRGBテープ

(株)桜井屋灯具店では、下記事業を展開しています。
・オリジナルプロダクトの企画・設計・製作・販売
・特注照明の設計・製作
・他社既製品照明の卸販売・2次加工
・アンティーク照明の修理・復元
・輸入照明の日本仕様への組み替え及びPSE適合加工
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OUTLINE

DIY RGBテープとは?自由自在に光るマルチカラーテープ

DIY RGBテープとは、小型LEDチップが一定間隔で実装された粘着テープ型の照明モジュールです。赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)の3色LEDを組み合わせて多彩な色や光り方を作り出せます。テープ状で柔軟性が高く、家具の縁や壁面、家具の裏などさまざまな場所に簡単に貼り付けられるため、自分だけのライティング演出を手軽に実現できます。

DIY RGBテープの特徴と仕組み

DIY RGBテープの基礎は以下の要素で構成されています。

LEDチップ

小型LEDが30~144個/mの密度で並び、チップごとに発光色・輝度を制御できるモデルと一括制御モデルに分かれます。

アドレサブル(個別制御)コントローラ

WS2812BやAPA102などのデジタル信号に対応。各LEDに割り当てられたアドレスを叩くことで点灯パターンを自由にプログラムします。

電源ユニット

一般的には5Vまたは12VのDC電源を使用。使用LED数や長さに応じて、2A~10A以上の容量を用意しましょう。

粘着性バックパネル

強力な3M製両面テープなどを採用。直貼りで施工できるほか、アルミチャンネルに収めて拡散カバーを被せる応用も可能です。

コントローラ/アプリ

赤外線リモコン、Bluetooth、Wi-Fi連携など多彩。スマホアプリやPCソフトで色・モード変更ができるものも増えています。

DIY RGBテープがもたらす5つのメリット

自由度の高いカラーカスタマイズ

赤・緑・青を混ぜて無限に近い色表現が可能。気分や季節に合わせて瞬時に切り替えられます。

独創的な演出が簡単に

音楽シンクロ、フェードイン/フェードアウト、ウェーブなど、多彩なモードをプログラミングで実現。イベントやホームパーティーで存在感を発揮します。

省エネ&長寿命

消費電力は従来照明の1/10以下。LED寿命は約3万~5万時間で、電気代の節約にも貢献します。

施工の簡単さ

軽量かつ柔軟性があるため、直線だけでなく曲面や凹凸面にも貼り付け可能。工具はカッターとドライバー程度でOKです。

コストパフォーマンス

高密度モデルでも1mあたり数千円から。自作プロジェクトに必要な部材をまとめても、既製品デザインライトより安く抑えられます。

DIY RGBテープの用途・活用シーン

ホームインテリアの間接照明

TV背面や棚下、階段の手すり裏に貼ると、壁が柔らかく発光。安らぎの空間が生まれます。

ゲーミングPC/デスク周り

キーボード背面、モニター台座の裏、スピーカー裏に貼って光らせれば、ゲーミングギアとの一体感がアップします。

フォトスタジオ/動画撮影

RGBテープを背景に配置し、ムーディなライティングやカラフルなグラデーションで被写体を引き立てます。

イベント・パーティー演出

テーブル縁やバーカウンターの下、ダンスフロア周りに設置。音楽に合わせて色が動くライティングで一体感を演出します。

季節・ホリデーの装飾

クリスマスやハロウィンのデコレーションに、好きな色や点滅パターンを設定して個性的な飾り付けが可能です。

DIY RGBテープの種類と選び方ポイント

LEDコントロール方式

アドレサブル(WS2812B、APA102など)なら個別制御が可能。アナログRGBは一括で色変化。

電圧と長さ

5Vモデルは短距離(~5m)向き、12Vモデルは長距離(~10m以上)施工に強い。消費電流と配線抵抗にも注意。

LED密度(LED数/m)

30~60LED/mは汎用照明向き。144LED/m以上は高解像度グラデーション表示や滑らかな動き重視に最適。

防水性能

屋外や水周りには防滴(IP65)もしくは防水(IP67/IP68)対応モデルを選択。切断ポイント周辺のシーリングも忘れずに。

コントローラ連携

リモコン単体・Bluetooth・Wi-Fiアプリ・音声アシスタント対応など、使い勝手に合わせて選ぶ。複数ゾーン制御ができるものも便利です。

設置とメンテナンスのポイント

下地清掃

粘着面の密着性を高めるため、ホコリや油分をアルコールで拭き取ってから貼り付けましょう。

アルミヒートシンクチャンネルの活用

放熱性と見た目の美しさを両立。チャンネル内にテープを収めると拡散カバーで光が柔らかくなります。

電源・配線の余裕確保

点灯不良を防ぐために、テープ長さ×消費電流分のケーブル太さを確保。可能なら電源ユニットは近くに設置。

定期的な点検

防水シールの劣化、粘着力の低下、コントローラ誤動作の有無をシーズンごとにチェックして長寿命化を。

実践!DIY RGBテープを使った照明プラン例

PCデスクバックライト

モニター裏にRGBテープを貼り、画面色にシンクロさせる。目の疲れ軽減と没入感アップを両立。

リビング間接照明

AVラック下部とソファ背面に設置し、リモコンやアプリでリラックスモードの暖色グラデーションを展開。

イベントブースアクセント

展示台縁にテープを貼り、企業カラーで固定ライティング。来場者の視線を集める存在感を演出。

ベッドヘッド照明

間接照明としてRGBテープをヘッドボード裏に配置。就寝前のリラックス呼吸ライトや朝の覚醒トワイライトモードをプログラム。

よくある質問(FAQ)

切断ポイントはどうやって見分ける?

テープ上に印刷されたハサミマークや銅パッド間が切断ライン。必ずその位置でカットし、露出部分は防水処理してください。

電源が入らないときのチェック項目は?

電源ユニットの出力電圧、配線の極性、コントローラとの接続を順に確認。ショートや断線がないかも要チェックです。

大きな面積をグラデーション点灯させるには?

LED密度144/m以上のアドレサブルモデルと高性能コントローラを組み合わせ、ゾーン分割プログラムを組むと美しい流れが楽しめます。

スマホアプリで複数テープを制御できる?

Wi-Fi対応コントローラを選べば、スマホ1台で複数ゾーンを個別/グループ制御できます。

電源の目安容量は?

5VシステムならLED一つ当たり約0.06W。テープ長×LED数×0.06Wを合計し、余裕を持った電源を選択しましょう。

さらに深掘り:おすすめ関連アイテム紹介

アルミチャンネル&拡散カバーセット

見た目が格段にプロ仕様になり、光をムラなく広げられます。

拡張ケーブル&分岐コネクタ

長距離配線や複数ゾーン分岐時にあると施工がスムーズです。

高出力DC-DCコンバータ

12V環境を5Vへ降圧して駆動するなど、既存ラインから電源を分岐するときに便利。

専用コントローラ基板キット

Arduino/Raspberry Pi連携でカスタムプログラムを自作したい上級者向け。

まとめ:DIY RGBテープで彩る自由なライティング

DIY RGBテープは、自由な発色と柔軟な施工性を兼ね備えた次世代ライティングツールです。素材屋やインテリアショップで手軽に入手でき、自分好みの配色・動きをプログラムして楽しめます。省エネかつ長寿命でランニングコストも抑えられ、住宅・店舗・イベント問わず幅広いシーンで活用可能です。

プラスα:応用アイデア

音声認識連携

Google HomeやAlexaと連携し、「おはよう」「おやすみ」で自動モード切り替え。

センサー連動ライト

人感センサーを組み合わせ、廊下やクローゼットの照明を自動点灯/消灯。

太陽光充電パネル設置

ソーラー電源と組み合わせて真のオフグリッドDIYライティングに挑戦。

DIY RGBテープで作り出す光の演出は無限大。ぜひあなたも、自分だけのカラフルな空間をデザインしてみてください。