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玄関照明

(株)桜井屋灯具店では、下記事業を展開しています。
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玄関照明とは?住まいの第一印象と安全性を決める照明選びの完全ガイド

玄関照明とは、玄関ホールや土間、玄関ポーチなど、住まいの出入り口周辺を照らすための照明のことを指します。玄関は家族が毎日使う場所であると同時に、来客が最初に目にする空間でもあり、住まい全体の印象を左右する重要なポイントです。

また、玄関は靴の脱ぎ履きや荷物の出し入れなど、細かな動作が多い場所でもあります。暗さや影があると転倒やつまずきの原因になりやすく、安全面でも配慮が必要です。玄関照明は、デザイン性と実用性の両方を兼ね備える必要があります。

玄関照明の役割と重要性

玄関照明は、単に明るくするための設備ではありません。住まいの第一印象を整え、安全で快適な出入りを支える重要な役割を担っています。

住まいの「顔」を演出する照明

玄関は、家の中と外をつなぐ境界であり、来客にとっては最初に体験する空間です。照明の雰囲気によって、「明るく welcoming な家」「落ち着いた上質な家」など、印象は大きく変わります。

強すぎる光は無機質な印象を与えやすく、暗すぎると不安感を与えてしまいます。玄関照明では、安心感と心地よさを両立することが重要です。

日常動作を支える実用的な役割

玄関では、靴を履く、鍵を探す、荷物を置くなど、細かな作業が発生します。これらの動作をスムーズに行うためには、手元や足元がしっかり見える明るさが必要です。

特に夜間は視界が狭くなりがちなため、玄関照明の質が生活の快適性を左右します。

玄関照明の主な種類と特徴

玄関照明には、設置場所や目的によってさまざまな種類があります。複数を組み合わせることで、より使いやすい玄関になります。

シーリングライト・ダウンライト

玄関ホール全体を照らすベース照明として使われるのが、シーリングライトやダウンライトです。天井に設置するため、玄関全体を均一に照らすことができます。

コンパクトな玄関では、圧迫感の少ないダウンライトが好まれる傾向があります。

ブラケットライト

壁に取り付けるブラケットライトは、玄関に表情を与える照明です。壁面に光が広がることで、空間に奥行きが生まれ、落ち着いた雰囲気を演出できます。

鏡の近くや飾り棚の周辺に設置すると、玄関全体の印象が格上げされます。

玄関ポーチ照明

屋外側に設置する玄関ポーチ照明は、防犯面でも重要な役割を果たします。帰宅時に足元を照らし、玄関ドア周辺の視認性を高めます。

雨風にさらされるため、屋外対応の照明を選ぶ必要があります。

玄関照明とLEDの相性

現在の住宅照明では、玄関照明にもLEDが主流となっています。

LED玄関照明のメリット

LED照明は省エネ性が高く、長寿命である点が大きなメリットです。玄関は点灯頻度が高いため、電気代や交換の手間を抑えられるLEDは非常に相性が良いと言えます。

また、発熱が少ないため、安全性の面でも安心です。

光の色選びで印象が変わる

玄関照明では、光の色が空間の印象を大きく左右します。暖色寄りの光は温かみがあり、落ち着いた雰囲気を演出します。一方、白色寄りの光は清潔感を強調します。

住宅全体のテイストに合わせて選ぶことが大切です。

玄関照明でよくある失敗例

玄関照明は後回しにされがちな分、失敗も起こりやすい場所です。

明るさが足りず暗い玄関になったケース

玄関が暗いと、靴の脱ぎ履きがしづらく、不安感を与えてしまいます。特に日中でも自然光が入りにくい玄関では、照明計画が重要です。

デザイン重視で実用性を軽視したケース

おしゃれな照明を選んだものの、影が強く出たり、手元が暗くなったりするケースもあります。玄関では、見た目と実用性のバランスが重要です。

住宅タイプ別に考える玄関照明の工夫

戸建て住宅の玄関照明

戸建て住宅では、屋内と屋外の照明を連動させることで、統一感のある玄関になります。玄関ポーチからホールまで、光の流れを意識することがポイントです。

マンションの玄関照明

マンションの玄関はコンパクトな場合が多いため、ダウンライトやブラケットライトを組み合わせることで、すっきりとした印象を保ちつつ明るさを確保できます。

玄関照明は「迎える光」を意識する

玄関照明は、家族や来客を迎え入れるための光です。明るさだけでなく、心理的な安心感や心地よさを意識することで、玄関の印象は大きく変わります。

過度に主張せず、自然に空間に溶け込む照明を選ぶことが、玄関照明を成功させるポイントです。

玄関照明まとめ

玄関照明は、住まいの第一印象を決める重要な存在です。安全性とデザイン性の両立を意識し、生活動線に合った照明を選ぶことで、玄関はより快適で魅力的な空間になります。

「ただ明るくする」のではなく、「迎え入れる光」を意識すること。それが、後悔しない玄関照明選びの最大のポイントです。

玄関タイプ別に考える照明計画(狭小玄関・吹き抜け玄関)

玄関照明は「玄関」とひとくくりに考えるのではなく、空間の広さや天井高、形状によって最適な照明計画が大きく異なります。特に、狭小玄関と吹き抜け玄関は、照明選びの考え方が正反対になることも少なくありません。

狭小玄関における照明の考え方

限られたスペースの狭小玄関では、「広く見せること」と「使いやすさ」を両立させることが最大のテーマになります。

天井が低く、壁面も少ない玄関では、存在感のある照明器具を設置すると圧迫感が生じやすくなります。そのため、器具そのものが目立たない照明選びが基本となります。

狭小玄関に適した照明の種類

狭小玄関では、ダウンライトが最も使いやすい選択肢です。天井に埋め込むことで、視界を遮らず、空間をすっきりと見せることができます。

1灯で足りない場合でも、無理に明るい照明を1つ設置するより、複数の小さな光を分散させたほうが、自然な明るさになります。

狭小玄関を広く見せる光の工夫

狭小玄関では、壁面を明るく照らすことがポイントです。壁が明るく見えることで、空間に奥行きが生まれ、実際以上に広く感じられます。

ブラケットライトを使う場合も、下向きに強く照らすのではなく、壁に光を広げるタイプを選ぶことで、圧迫感を抑えることができます。

狭小玄関で注意したい失敗例

狭小玄関でよくある失敗が、「明るさ不足」と「照明の存在感が強すぎる」ケースです。デザイン性の高い照明を選んだ結果、器具が主張しすぎてしまい、空間が狭く感じられることがあります。

狭小玄関では、照明はあくまで裏方として機能させる意識が重要です。

吹き抜け玄関における照明の考え方

吹き抜け玄関は、天井が高く、開放感のある空間が魅力です。一方で、照明計画を誤ると「明るさが足りない」「光が届かない」といった問題が起こりやすいのも特徴です。

吹き抜け玄関では、上下方向の光のバランスを意識することが重要になります。

吹き抜け玄関に適した照明の種類

吹き抜け玄関では、ペンダントライトや多灯配置のダウンライトが効果的です。高い位置から光を落とすことで、縦の空間を活かした演出が可能になります。

ただし、ペンダントライトを選ぶ際は、サイズや位置に注意が必要です。大きすぎると圧迫感が出てしまい、小さすぎると存在感がなくなってしまいます。

吹き抜け玄関で光を行き渡らせる工夫

吹き抜け玄関では、天井照明だけに頼らず、壁面照明やフットライトを組み合わせることが効果的です。上下に光を分散させることで、空間全体に一体感が生まれます。

階段と一体になった吹き抜け玄関では、階段照明と連携させることで、より安全で美しい空間になります。

吹き抜け玄関で注意したいポイント

吹き抜け玄関でよくある失敗が、「照明交換やメンテナンスを考えていなかった」ケースです。天井が高い分、電球交換や清掃が大変になるため、長寿命のLED照明を選ぶことが重要です。

また、夜間の足元が暗くなりやすいため、フットライトやセンサー照明を併用すると安心です。

玄関タイプ別照明計画の考え方まとめ

狭小玄関では「目立たせない照明で広く見せること」、吹き抜け玄関では「高さを活かしつつ光を分散させること」が成功のポイントです。

同じ玄関照明でも、空間条件によって最適解は大きく異なります。玄関の形状や使い方をしっかりと見極めたうえで照明を選ぶことで、玄関はより快適で印象的な空間になります。