脱衣所照明
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OUTLINE
脱衣所照明とは?清潔感と安心感を支える“毎日使う光の設計”
脱衣所照明とは、入浴前後の着替えや洗濯、身支度を快適に行うために設置する照明のことです。
洗面所や浴室と隣接することが多く、水気・湿気・温度変化の影響を受けやすい空間でもあります。
脱衣所は「一時的に使う場所」として軽視されがちですが、実際には家族全員が毎日使う生活の要となる空間です。
照明が合っていないと、不便さだけでなく、不安やストレスの原因にもなります。
脱衣所照明は、清潔感・安全性・使いやすさを同時に満たす必要がある、非常に重要な照明なのです。
脱衣所照明の役割とは?
脱衣所照明の主な役割は、着替えや洗濯作業を安全かつ快適に行える環境を整えることです。
衣類の色や状態がしっかり確認でき、足元や床が見えやすいことが求められます。
また、脱衣所は入浴というリラックスタイムの入口であり、同時に入浴後のクールダウンの場でもあります。
照明の質によって、気持ちの切り替えがスムーズになるかどうかも左右されます。
脱衣所照明が軽視されやすい理由
脱衣所は、リビングやキッチンのように「長く過ごす場所」ではありません。
そのため、照明計画が後回しになりやすい空間です。
しかし、暗かったり、影が多かったりすると、
着替えがしづらい、洗濯物の色が分かりにくい、夜間に不安を感じるなど、
日々の小さな不満が積み重なります。
脱衣所照明の基本構成
脱衣所照明は、以下の2つを軸に考えます。
- ・空間全体を照らすベース照明
- ・作業性を高める補助照明
限られたスペースでも、この2つを意識することで、使いやすさが大きく変わります。
ベース照明の考え方
ベース照明は、脱衣所全体を均一に照らす役割を担います。
天井に設置するダウンライトやコンパクトなシーリングライトが一般的です。
脱衣所は面積が小さいため、強すぎる光は不要です。
やさしく広がる光を選ぶことで、圧迫感を抑えられます。
脱衣所で影ができやすいポイント
脱衣所では、人が立つ位置によって影ができやすい場所があります。
特に、収納棚や洗濯機の前は、自分の体で光を遮ってしまうことが多くなります。
このような場合は、照明を中央に1灯設置するだけでなく、
光が広がるタイプを選ぶことで影を軽減できます。
補助照明で使いやすさが向上する
脱衣所では、洗濯物の仕分けや収納作業を行うことも多いため、
手元が見えやすい補助照明があると非常に便利です。
棚の下や壁面に設けた補助照明は、作業効率を高めるだけでなく、
空間に奥行きを与えてくれます。
脱衣所照明の色温度の考え方
脱衣所では、衣類の色を正確に判断できることが重要です。
そのため、自然光に近い色味を選ぶと失敗しにくくなります。
暖色すぎると、白い衣類が黄ばんで見えることがあり、
冷たすぎる光は落ち着かない印象になることがあります。
脱衣所照明でよくある失敗
脱衣所照明で多い失敗のひとつが、「洗面所の照明で兼用できると考えてしまう」ことです。
実際には、洗面所の光が脱衣所全体に十分届かず、影ができて使いづらくなるケースが少なくありません。
また、湿気への配慮が不足していると、照明の劣化が早くなる原因にもなります。
夜間に使う脱衣所照明の考え方
夜中や早朝に入浴する場合、脱衣所の照明が急に明るくなると、目が覚めすぎてしまいます。
そのため、夜間は少し控えめな明るさが理想です。
間接照明や足元灯を取り入れることで、安心感を保ちつつ眩しさを抑えられます。
脱衣所照明と安全性の関係
脱衣所は、水気が多く滑りやすい場所でもあります。床や足元がしっかり見えることは、安全性の面でも非常に重要です。
照明によって視界が確保されることで、転倒リスクを軽減できます。
脱衣所照明で暮らしが変わる
照明を見直すことで、脱衣所は「ただの通過点」から、快適で安心できる空間へと変わります。
毎日使う場所だからこそ、小さな不満を減らすことが、暮らし全体の満足度につながります。
脱衣所照明のまとめ
脱衣所照明は、清潔感・安全性・使いやすさを支える重要な設備です。明るさだけでなく、光の広がり方や色味を意識することで、毎日の入浴時間がより快適になります。
後回しにされがちな場所だからこそ、照明計画を丁寧に考える価値があります。
夜間・入浴動線・安全性から考える脱衣所照明の最適解
脱衣所は、日中よりも夜間に使われる頻度が高い空間です。
仕事や学校から帰宅した後、就寝前の入浴、深夜や早朝のシャワーなど、
「眠っている体を起こさずに使いたい時間帯」に使われることが多い場所でもあります。
そのため、脱衣所照明は「明るければ良い」という考え方では不十分です。
夜間特有の目の状態、入浴前後の体の変化、移動動線を考慮した設計が不可欠になります。
夜間の脱衣所で起こりやすい問題
夜の脱衣所では、以下のような違和感や不満が起こりやすくなります。
入室した瞬間に強い光を浴びてしまい、目が覚めてしまう。影が多く、足元や床が見えづらい。
照明スイッチの位置が分かりにくく、暗い中で手探りになる。
これらはすべて、照明計画によって改善できる問題です。
夜間の目に優しい明るさとは
夜間は、日中に比べて瞳孔が開き、光に対して敏感な状態になります。この状態で強い白色光を浴びると、脳が覚醒しやすくなり、入浴後のリラックスやスムーズな入眠を妨げてしまいます。
脱衣所照明では、「必要な場所は見えるが、眩しすぎない」このバランスが非常に重要です。
入浴動線から考える脱衣所照明
脱衣所は、以下の動線の中継地点です。
廊下 → 脱衣所 → 浴室
浴室 → 脱衣所 → 寝室
この動線上で、急激な明るさの変化が起きると、目や体に余計な負担がかかります。
廊下が暗めで、脱衣所だけ極端に明るい場合、一歩入った瞬間に違和感を覚えやすくなります。
明るさの“段差”をなくす照明設計
夜間の快適性を高めるためには、空間ごとの明るさを段階的につなげることが重要です。
廊下 → 脱衣所 → 浴室へと進むにつれ、緩やかに光の量が変化するようにすると、
目が自然に順応しやすくなります。
脱衣所は、その中間の明るさを担う役割を持ちます。
足元の安全性を確保する照明
脱衣所は、素足で移動することが前提の空間です。さらに、水滴や湿気によって床が滑りやすくなることもあります。
そのため、天井からの光だけでなく、床面や足元に光が届いているかどうかが重要です。
影になりやすい洗濯機の横や、収納前の床は、特に注意が必要なポイントです。
夜間に安心感を与える光の配置
脱衣所では、空間全体を一気に照らすよりも、複数のやさしい光を分散させる方が安心感につながります。
点灯した瞬間に「見える」「分かる」という感覚は、夜間の心理的な不安を軽減します。
暗闇の中で一部だけがぼんやり見える状態は、想像以上にストレスになります。
センサー照明を使う際の注意点
夜間の脱衣所では、人感センサー付き照明も有効です。スイッチを探す必要がなく、両手がふさがっていても安全に使えます。
ただし、反応が鋭すぎると、少し体を動かしただけで突然点灯し、眩しく感じることがあります。
夜間用として使う場合は、点灯時の明るさや点灯時間を調整できるタイプが向いています。
入浴後の体を考えた照明の役割
入浴後は、血行が良くなり、体が温まった状態です。このとき、強い光を浴びると、交感神経が刺激され、リラックスしづらくなります。
脱衣所照明は、「次の行動へ自然につなぐ光」として機能することが理想です。
就寝前であれば、落ち着いた光。
これから活動する時間帯であれば、適度な明るさ。
時間帯によって感じ方が変わることを前提に考える必要があります。
家族全員が夜間に使うことを想定する
脱衣所は、家族それぞれが異なる時間帯に使う空間です。早朝に入浴する人、深夜に帰宅する人、生活リズムは家庭ごとに大きく異なります。
誰が使っても「怖くない」「見えにくくない」と感じる照明は、結果的に家族全員の安全につながります。
夜間の脱衣所照明がもたらす安心感
適切な照明があるだけで、夜間の脱衣所は「不安な場所」から「安心できる場所」に変わります。
明るさ、位置、点灯の仕方。これらを少し見直すだけで、夜の暮らしの質は大きく向上します。
まとめ
夜間の脱衣所照明では、明るさの強さよりも「目への優しさ」「動線とのつながり」「安全性」が重要になります。
脱衣所は、入浴という大切な時間を支える前後空間です。照明を工夫することで、安心して一日を終え、心地よく次の日を迎える準備が整います。