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電源内蔵LED

(株)桜井屋灯具店では、下記事業を展開しています。
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電源内蔵LEDとは?

「電源内蔵LED」とは、LEDライト自体に電源装置(ドライバー)が内蔵されている照明器具のことです。一般的なLED照明は、別途電源装置を設置する必要があり、LEDユニットと電源ユニットが分かれています。しかし、電源内蔵LEDは電源を内蔵しているため、電源装置が不要で、配線が簡単で設置が容易なことが特徴です。この特徴により、場所を選ばずに利用でき、よりシンプルな設置が可能となります。

電源内蔵LEDのメリット

設置が簡単 電源内蔵LEDは電源装置を別途設置する必要がないため、設置の手間が大幅に省けます。特に、オフィスや店舗など多くの照明を必要とする場所では、設置作業が簡単になることで、コストと時間の削減が可能です。また、DIYでの取り付けにも適しているため、個人でも簡単に導入できます。

コンパクトなデザイン

電源装置が内蔵されているため、デザインがシンプルかつコンパクトです。これにより、インテリアに溶け込みやすく、家庭でも使用しやすいというメリットがあります。また、デザイン性を重視する店舗やオフィスにも最適です。

信頼性が高い

電源内蔵LEDは設計がシンプルであるため、故障しにくく、安定した性能を発揮します。一般的なLED照明では、電源ユニットが原因で故障するケースが多いのですが、電源内蔵LEDはそのリスクが軽減されています。信頼性が高いため、安心して長期間使用できるのも大きなメリットです。

コスト削減

電源装置を別途購入する必要がないため、トータルコストを抑えることができます。また、設置コストやメンテナンスコストも削減されるため、長期的に見ても経済的です。

電源内蔵LEDのデメリット

放熱対策が必要 電源装置が内蔵されているため、LEDの発熱に加え、電源からの発熱も加わります。そのため、放熱対策が不十分だと寿命が短くなる可能性があります。特に高温多湿の場所や通気が悪い場所に設置する場合、放熱対策がしっかりとされた製品を選ぶことが重要です。

交換が難しい

電源内蔵LEDは一体型のデザインであるため、電源ユニットやLEDチップの一部が故障した場合、交換が難しい場合があります。一般的なLED照明であれば、電源ユニットだけを交換することが可能ですが、電源内蔵LEDの場合は故障時に全体の交換が必要になるケースが多いため、注意が必要です。

選択肢が限られる

電源内蔵LEDは比較的新しい技術であり、一般的なLED照明と比べるとまだ種類が少ないです。そのため、デザインや明るさ、形状などの選択肢が限られる場合があります。自分の希望に合った製品が見つからないこともあるため、注意が必要です。

電源内蔵LEDの選び方

電源内蔵LEDを選ぶ際には、いくつかのポイントに注意することが大切です。以下のポイントを考慮し、自分のニーズに合った製品を選びましょう。

放熱性能

電源内蔵LEDは発熱が大きくなるため、放熱対策が重要です。製品の説明や口コミを確認し、放熱性能がしっかりとしたものを選ぶことが長寿命の鍵となります。特に、長時間使用する場所や高温になりやすい場所に設置する場合には、放熱性の高い製品を選ぶようにしましょう。

光の明るさ(ルーメン)

明るさは、使用する場所や目的に合わせて適切なものを選びましょう。例えば、リビングやキッチンなどの広い空間には明るめのLEDが必要ですが、寝室やトイレなどは柔らかな光が適しています。一般的に、ルーメン値が高いほど明るさも高くなるので、用途に合わせてルーメン数を確認しましょう。

色温度

LED照明は色温度(ケルビン値)によって、光の色が変わります。色温度が低いと暖かい光(電球色)になり、リラックス効果が高いため、寝室やリビングに最適です。一方、色温度が高いと白っぽい光(昼光色)になり、集中力が高まるため、書斎やオフィスに向いています。使用シーンに合わせて、最適な色温度のLEDを選びましょう。

防水・防塵性能

屋外や湿気の多い場所に設置する場合は、防水・防塵性能のある電源内蔵LEDを選ぶことが重要です。防水性能はIP規格で表され、IP65以上のものは屋外での使用に適しています。防水・防塵性能を確認し、使用場所に適したものを選びましょう。

省エネ性能

電源内蔵LEDも一般的なLED照明同様、省エネ性能に優れていますが、製品によっては消費電力が異なることもあります。長時間使用する場所や多数設置する場所では、できるだけ省エネ性能の高い製品を選ぶことで、電気代を抑えることができます。メーカーが提示している消費電力や省エネ性能の情報を確認しておきましょう。

電源内蔵LEDの使用シーン

家庭内の照明

リビングやダイニング、キッチンなど家庭内の照明に適しています。電源内蔵で設置が簡単なため、リフォームや新築時の導入がスムーズに行えます。色温度や明るさを調整することで、空間に合わせた最適な照明環境を作ることができます。

店舗やオフィス

電源内蔵LEDは信頼性が高く、長寿命であるため、オフィスや店舗の照明にも最適です。設置が簡単なため、多数の照明を設置する際にもコストと手間を抑えられます。また、デザイン性の高い製品を選ぶことで、空間の雰囲気をおしゃれに演出できます。

屋外照明

防水・防塵性能を備えた電源内蔵LEDは、屋外での使用にも適しています。駐車場や玄関、ガーデンライトとしても活躍し、長寿命であるためメンテナンスの手間も少なく済みます。

電源内蔵LEDのメンテナンスと注意点

電源内蔵LEDはメンテナンスが少なくて済むというメリットがありますが、いくつかの点に注意する必要があります。特に放熱対策は重要で、放熱が不足すると故障や寿命の短縮の原因になります。また、定期的にほこりや汚れを拭き取り、清潔に保つことも大切です。

電源内蔵LEDはこんな人におすすめ

電源内蔵LEDは、照明の設置が簡単でメンテナンスが少ないため、手軽に照明環境を整えたい方におすすめです。また、信頼性が高く、長寿命であるため、オフィスや店舗など商業施設での導入も最適です。さらに、省エネ性能に優れているため、電気代を節約したい方にも向いています。

まとめ

電源内蔵LEDは、省エネで長寿命、そして設置が簡単といった特徴を持つ次世代のLED照明です。家庭から商業施設まで幅広いシーンで利用でき、シンプルで使いやすいことから注目されています。ぜひ、この記事を参考に電源内蔵LEDの導入を検討してみてください。