ステンレスの表面を研磨した後、深みのある黒色の透明膜で仕上げたブラケットランプです。
金属の素地がかすかに透ける黒は、光を静かに吸い込み、落ち着いた陰影と奥行きのある表情を生み出します。
この仕上げは、酸化や着色によって金属の色調を整える日本の金工技術をもとにしています。
ステンレスという現代素材に、伝統的な金属表現を応用することで、強度と耐久性を保ちながら、静かで品のある表情を生み出しています。
※素材の特性上、色味や質感にわずかな個体差があります。
仕上げの風合いとしてお楽しみください。
【ステンレス】
ステンレスは20世紀に登場した合金で、鉄にクロムを加えることで錆を防ぎ、強度と耐久性を高めた金属です。
その性質から、建築や工業製品など精密な分野で広く用いられてきました。
日本では古くから、鉄・銅・真鍮といった金属を叩き、焼き、磨き上げることで質感を生かす金工技術が発展してきました。 それらは、変化や経年を受け入れる文化と結びついた素材の扱い方です。
ステンレスは変化を抑える現代の素材ですが、研磨や着色といった工程を通じて、職人の手による表情を与えることができます。
工業素材の中に工芸の感覚を見出すことで、日本の金属文化の延長線上にある新しい表現が生まれています。
type:ブラケットライト
size:W70 / D70 / H120 / 1.0kg
material:ステンレス
lamp:E17