ケヤキ無垢材を削り出して成形した、テーブルライト / フロアライトです。
直線的に構成したシェードに対し、ベースにはケヤキの樹種特性を活かした細密な切削加工を施しています。
硬く粘りのあるケヤキの木塊をNCによって細かく削り込み、表面に連続する微細な凹凸を形成しています。
均一に仕上げられた木肌ではなく、あえて切削の痕跡を残すことで、木目と加工による陰影が重なり合う表情をつくりました。
規則的に刻まれた細かな凹凸は、光を受けることで陰影を生み、見る角度によって木目の現れ方を変えていきます。
木目をそのまま見せるのではなく、削るという工程そのものによって、素材の表情を引き出す。
古くから木を削り、彫り、組むことで発展してきた木工の考え方を、現代の加工技術によって再構成した照明です。
[木工 ケヤキ材]
欅(ケヤキ)は、日本の暮らしや建築と古くから深く関わってきた木材です。
硬く粘りがあり、耐久性に優れることから、建築の柱や梁、家具だけでなく、農耕具や生活道具など、強さを必要とするさまざまな用途に用いられてきました。
鍬(クワ)や鋤(スキ)をはじめとする農耕具、道具の柄や木部など、人が直接手に触れ、力を伝えるための素材としても使われてきた木です。
また、欅は寺社建築においても重要な木材のひとつでした。
大径木へと成長し、力強く枝を広げるその姿から、神社や寺院の境内、集落の鎮守などにも残され、長い年月を生きる巨木そのものが地域の象徴として大切にされてきました。
木工においては、硬さゆえに加工には技術を要する一方、強度があり、木目が美しく、磨くことで独特の艶を帯びることから、指物や家具、器などにも用いられてきました。
建築を支える木であり、道具として人の手を支える木でもある。
そして、ときには人々が集まる場所の象徴として残されてきた木。
日本人が長い時間をかけて、その性質を理解し、用途に応じた技法を育ててきた素材のひとつです。
※製品の特性上、ムラや表情に個体差があります。
ハンドメイドならではの特徴としてご了承ください。
type:テーブルライト / フロアライト
size:W210 / D210 / H350 / 2.5kg
material:木材(ケヤキ) / 綿 / スチール
lamp:E17